さて、
6月14日(日)に読谷村文化センター中ホールにて、『ある精肉店のはなし』の上映会があります。家族や友人や恋人を誘って、足を運んでみてはいかがですか?
以下、上映会の詳細です。
2015年6月14日(日)
時間:1部13:30開場、14:00上映
2部18:30開場、19:00上映
(映画の上映時間は約108分です)
チケット:前売り券1000円/当日券1200円
(高校生以下無料)
場所:読谷村文化センター中ホール(昼夜どちらの部も定員200人)
(託児スペースは予約制[未就学児のみ])
主催:読谷Re:ピースレンジャー
後援:読谷村/読谷村教育委員会
そして、1部と2部のあいだの時間には、関連イベント「生きること、食べること、いのちのこと」と題して、ニワトリ丸ごと一羽を解体/精肉するのを実演するそうです。
フライヤー内面の映画紹介を引用します。
この映画の「ある精肉店」とは、大阪にある「北出精肉店」という名のお肉屋さんのことです。ふつうお肉屋さんというと、お肉を仕入れてきて、それを食べやすいように切り分けて、お客さんに売るでしょう。けれども、この北出精肉店では、生きている牛を、自分たちの手で、そのお命を納め丁寧に解体してお肉にしています。もともとは、牛を育てることもしていました。
代々受け継いできたお肉屋さんという仕事ですが、少し前までの世代では、今とは違う世間の見方もあったようです。また、牛を育てることを続けられなくなったり、かわりに皮の加工を自らの手でするようになったりと、家の仕事も少しずつ変わってきました。
今回、牛を解体する施設(屠畜場)が閉まることになり、また命や家業との向き合い方が変わっていく時をむかえます。北出家の人々の手による最後の屠畜をはじめ、この家族のいつもの暮らし、にぎやかな食卓や家族の行事、また地域のお祭りや小学校との関わりなど、丹念に映し撮った、一年間の記録です。
私たちが普段、何気なくスーパーで買っているパックのお肉。そのお肉はどこから来るんでしょうか。なにを食べ、どのように生きていたのでしょうか。
日々の暮らしの中で、見えなかったり、気づかなかったり、わからなかったりすること、たくさんあるんだと思います。見えないから気づかないふりをするのではなくって、わからないから、なにか言うことに尻込みするのではなくって、自分で見てみようと努力してみる、人にきいてみる、想いを馳せてみる。そういうことって、とっても大事なんじゃないかなあと思います。
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